県立 並木中等教育学校で 授業支援(出前授業)を行いました
                                                          平成29年2月7日
 2月7日(火曜日)、並木中等教育学校の1年生、4クラスを対象に日立理科クラブ授業支援グループが授業支援(出前授業)を行いました。授業支援内容は、1年生の単元の復習、予習をかねて、「物質の状態変化、光、音、力と圧力」にかかわる、代表的な手作り実験教材を持参し、実験主体に実施しました。
 先生並びに生徒さんの大変な熱意を受けながら、4クラス予定通り終了しました。
 並木中等教育学校のホームパージに、授業支援の様子が以下に掲載されていましたので拝借し、紹介いたします。なお、同校の「並木ドリーム173号」にも掲載されていましたのでリンクをはらせていただきました。こちらから見られます。
 
 
 




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               並木中等教育学校ホームページの抜粋


日立理科クラブによる出前授業
理科授業で出前授業を行いました。
2017年2月7日


 2月7日(火),1年次の理科授業において,日立理科クラブの出前授業が行われました。
日立理科クラブから3名の先生に来ていただき,1分野の授業で学習している「単元3 身近な物理現象」に関する発展的実験を柱とした授業を各クラスごとに行っていただきました。
 まず,光の実験の復習として,青空や夕焼けの原理の説明や凸レンズの焦点を可視化した実験装置,光の三原色装置などを使った演示実験を通して,光の性質についての説明がありました。生徒たちは,青空や夕焼けをつくりだした水槽やサーモカメラでの実映像を見て,驚いたり,感動したりしていました。音の実験の復習として,スピーカーの原理を学び,電流が流れたコイルを物体にあて,それに永久磁石を近づけると,机やカレーカップなどがスピーカーになることや骨伝導で音楽を聴くことを体験して,驚きとともに音の性質や電磁誘導についてを学ぶことができました。力と圧力の発展として,減圧沸騰実験や断熱圧縮実験も演示実験で学ぶことができました。手作りの真空注射器とペットボトルでつくった装置で気圧を下げていくと,70度あたりのお湯が沸騰している様子を見ることもできました。
 残りの時間で,さまざまな手作りの実験器具を使って,自由に光や音,気圧などに関する実験を行いました。子どもたちは夢中になって,いろいろな実験を行い,盛り上がっていました。この実験の様子は,班ごとにiPadで撮影し,ロイロノートで班全員で共有しているので,いつでも振り返りができるようになっています。
 日立理科クラブの先生方の出前授業において,子どもたちは,理科を楽しみ,体験しながら,原理や性質を学ぶことができました。
 まさに,アクティブ・ラーナーでした。理科担当もこのような授業が常に行えるようにさらに頑張っていきます!