10年後の日立理科クラブの発展を期して

  
 新年あけましておめでとうございます。

 日立理科クラブも開設以来、今年で8年目となります。うれしいことに「理科が好きだ」という子どもたちが増えてきました。
 この度、当クラブが、日立市のご推薦をいただき、(財団法人)社会貢献支援財団から「2015社会貢献賞」を受賞いたしました。喜ばしいことです。
  8年の歴史には紆余曲折もありましたが、日立市ならびに日立製作所の温かいご支援と、教育委員会のご指導、学校現場の先生・生徒のご協力があって今日を迎えることが出来たものと、心から感謝申し上げます。
 当初約束した10年目を目前にして、子どもたちの科学への好奇心を消してはならないと強い責任を感じ、「教育は継続なり」の教訓を噛みしめながら、新たなる決意をしているところであります。
 東京オリンピックの2020年をめざして、日立理科クラブの刷新が必要であります。会員の若返り化、資質の向上、先生および子どもたちとの一層の協調、市民のとの強い絆、まさに「理科学モデル都市・日立」をめざした総員参加の活動が必要であります。
 2016年はその計画の年であります。次なる高い目標を掲げて頑張りましょう。
 最後に、皆さまのご健勝とご多幸を祈り、年頭のご挨拶とします。

       平成28年元旦
                  NPO法人日立理科クラブ 代表理事 佐藤一男